2017年8月10日木曜日

地盤改良 セメント混合の施工仕様

今回の打合せではセメント混合後の転圧についての施工仕様について確認しました。

担当はかなり勉強してきたようでわかりやすく説明してくれたのですがしかし、あまり現場を経験していない基礎の担当と見えて下請けのからの情報の丸投げ状態でした。

基本セメント混合した地盤改良の転圧はタイヤローラーで行います。マカダムローラー(鉄輪のローラー)ではローラーの端部で地盤に剪断応力が働いて地盤に亀裂を作りやすいからです。

巻出し厚は50㎝とのことでしたが、その場合は10t以上のタイヤローラーが必要になってしまいます。

現実的には住宅のような小規模改良では10tローラーが無理として3tクライスのコンバインドローラ(前輪が鉄輪、後輪がタイヤ)とし、巻出し厚を35cm程度にするのが適切と思われます。

またもっと小さい1tのハンドガイドローラーなら巻出し厚を30cm程度に抑える必要があります。


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