2017年8月28日月曜日

必要な地盤の強度

地盤改良工事に必要なセメント配合量の為の試験結果がでました。

その際家の設計荷重と地耐力を確認したところ、設計荷重で3t地耐力で20tと言うことです。
それにしても、木造構造物で20tの地耐力を要求するのはかなり余裕を見ています。

この地耐力を得るためには試験の結果、土壌1㎥当たり133kgのセメントを土壌に混入する必要がるとの結果となりました。それも表層から1.5mの深さまでとのことです。

133kgものセメントを混入するとコンクリートに近い状態になり撤去時に多額の費用が掛かってしまいます。

また、1.5mの深さの地盤改良は施工にかかわる規定がなく品質的に良好なものを得るのは難しく、施工方法を確認してもどうやら品質を確保できるとは確信が持てませんでした。

そこで鋼管杭を使ったRES-P工法を採用することにしました。

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